
年末年始はつい飲みすぎ、食べ過ぎでおなかをこわしたり、カゼをひいたり、体調を崩しやすい時期です。そこで本来は甘いお酒として、500年前から飲み親しまれてきたみりんの中に薬草(屠蘇散)を浸したお屠蘇が滋養飲料として誕生しました。
お正月には家族一同揃って、雑煮の前にお屠蘇で新年を祝いますが、年少の者から年長の方に盃をすすめる決まりがあり、盃とともに若者の活発な生気を飲み盗って!
一年間の無病息災を祈る風習のようです。
そのため、普段からお酒を飲んでいない人にも、甘くて口当たりのよい伝統製法の本格みりんが適しており、古来より用いられてきました。
伝統的本みりんは国内産のもち米・米麹と米焼酎を合わせて桶に仕込み、2年以上(三河みりん)から3年間(福来純)じっくり熟成させた酒(アルコール度数13,5%)です。そうして仕上がったみりんは、とろりとしてコクがあり、香りも甘みも米のエッセンスそのもの。砂糖がいらなくなる上品な甘さと濃醇な味わいがあります。
飲んでおいしいみりんは、後に調味料としても使われるようになりました。
戦後大手メーカーが水あめと醸造用アルコール(ホワイトリカーなどの甲類焼酎)を加えて3倍4倍に増量し、40~60日で醸造、熟成させた安い価格の『一般的な本みりん』や、スーパーなどで売っている水あめやブドウ糖、アミノ酸(グルタミンソーダ)香味料などを調合してみりん風に仕上げた『みりん風調味料』などとは、まったく別物です。
使用量も3〜4倍に増量した『一般的なみりん』はドバドバ使わないと効果がないのに対して、その6割で十分です。
魚の生臭みを消し、てりや香ばしい香りをだす作用は『みりん風調味料』にはなく、まして風味や香りは比較になりません。
ベテラン主婦のYさんは「このみりんを使うようになってから、煮物に砂糖を使わなくなったの」と言ってました。
煮物や焼き物に伝統的本みりんの三河みりん、有機三州みりん、福来純を使うと、味もワンランク上の仕上がりに。
12月1日よりみりんをお買い上げの方には1本にひとつ屠蘇散をプレゼントしてます。
ぶどう糖・ビタミン・必須アミノ酸等が含まれたみりんに、種々の漢方生薬が配合された薬草の屠蘇散は、食べ過ぎ・飲みすぎ・カゼの防止に効果があります。
屠蘇散をご希望の方は数に限りがあるため、お早めにお申し出ください。